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MEC シンガポール

【日本に戻って思う事】

私がシンガポールに渡ったのは2009年3月で、それから13年の間シンガポールで生活しました。

コロナの影響もあり、私自身は今年(2022年)に日本に帰国し、MECも”オンラインレッスン専門の学習塾”として新しくスタートさせる事としました。

 久し振りに日本での生活となった訳ですが、この3ヶ月で色々と感じた事があります。

やはり母国でありますので、「居心地の良さ」や「純粋な生活の利便さ」で日本の良さを実感する事が多いです。


 その一方で、日本に戻ってきて「もどかしさ」や「元気の無さ」も感じました。

14年振りの”日本”は良くも悪くも14年前の日本と変わっていませんでした。

勿論、インフラや建物・設備、細かいシステムや決まりは大きく変わっています。

しかし、日本の教育事情であったり教育に対する考え方(特に地方)、今後必要となる”学び”についての理解等は海外と比べても大きく遅れをとっているように思いました。


 シンガポールで日本人のお子様を見たり、友人家族と話しをしたり、仕事で知り合った方と話していると「これから先、子ども達にとって必要となる学力・知識・能力」について常にアンテナを張り巡らしている方が多かったと思います。


例えば、海外のインターナショナルスクールに通っているお子様たちは”英語”で全ての教科の学習をし、IBDP等の学習プログラムを受講する事で「考える力」と「アウトプットする力」を鍛えています。


 日本国内の学習は未だ”受験勉強”が主流で、真の学習からは程遠いように感じます。

受験勉強の全てを否定する訳ではありませんが、それ以上に”社会に出てから必要となる”学力を養っていく事がこれからの日本には必要なのでは無いでしょうか。


 勿論、インターナショナル(海外)の学習カリキュラムの全てが素晴らしく日本のカリキュラムが劣っているという事ではありません。

 日本の学習カリキュラムの良い点も沢山ありますし、海外の学習カリキュラムの悪い点もあります。

 ただ、大切な事は「基礎土台」をしっかりと積み上げつつ、「柔軟な発想力」を持ち、「自分の意見やアイディア、知識を論理的に発表(プレゼン)出来る力」を養っていく事かと私は考えます。


 私自身、暫くは日本中心の生活が続くと思います。

日本国内からシンガポールを中心として、世界各国まで弊社のサービスを拡大し未来を担うお子様の可能性を少しでも引き上げるお手伝いが出来ればと思います。



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